実施内容 アイディア評価の客観性・公平性を高めるべく、食料・生活産業本部内アイディアコンペの一次審査をVISITS forms(Consulting Cloud)を用いてオンライン完結で実施 実施期間 2021年4〜6月 |
課題・背景 2年目となる本部内アイディアコンペにおいて、審査精度の向上や参加者へのフィードバックの納得感向上、制度運営の効率化を目指し、VISITS forms(Consulting Cloud)を導入 実施結果
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園田様(以下敬称略):審査に客観性と公平性が生まれた点が昨年度と比較して格段に良くなった点ですね。事務局としてはデータに基づき、審査結果をフィードバックできたのが良かったです。
佐藤様(以下敬称略):実は昨年度の応募者から「審査を通過したアイディアと自分のアイディアを比較した際、どこが良かったのか、どこがもう一歩だったのかを知りたい」という声を頂戴していました。今年はその点をデータに基づいてお伝えすることができたので、参加者の方に納得感を持って頂けたのではないかなと考えています。
白石:審査の効率性は大きく向上しましたね。昨年度は審査そのものにかなり工数が割かれていましたが、今年はスコアがあることから1つずつのアイディアをより詳細に見ることができました。結果としてデータによる定量的なフィードバックに加え、コメントによる定性的な丁寧なフィードバックをすることができました。
青木様:今回は多くの人に本取り組みに参加頂きたいと思い、希望者はアイディアの評価だけの参加を可能にしたのですが、そこも良かったと思います。プロダクトの新しさもあり、多くの方に興味をもって参加頂けました。また、どうしてもこの手の評価は発案者の属性情報にひっぱられてしまいがちですが、匿名での相互評価だったことから、アイディアそのものの良さがスコアに結びついていた気がします。
青木:アイデア評価に加え、審査員として参加した人の評価力も可視化されたのですが、若手の評価力が高い人などを発掘できたことが良かったですね。通常この手のコンペでは所属部署や過去の経験など外形的な情報で審査員を人選することが多いですが、属性情報によらず評価力が高い人がわかった点が良かったです。
白石:本コンペの目的はもちろん事業化できるアイディアの発掘的なのですが、本プログラムへの参加を通じてアイディアをブラッシュアップする能力を伸ばす取り組みにできればと考えています。去年参加したことで成長したので、また来年も参加しようと思ってもらえる、そんな取り組みを目指しています。
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