ステータスを巻きもどす機能の概要
進行中あるいは終了したプロジェクトのステータスを、ご自身で指定する位置まで巻きもどすことができます。
この機能のご利用シーン(例)は、以下の通りです。
- 参加者の多くがインタビューを実施せずに終わってしまい、提出されたアイデアの数が予定より少なかったため、インタビュー期間中まで巻きもどして、追加で回答を提出してもらいたい。
- 参加者の多くがレビューを実施せずに終わってしまい、スコアリングエラーで結果が算出されなかったため、レビュー期間中まで巻きもどして、レビュー未実施者にレビューを実施してもらいたい。
ステータスを巻きもどす機能の実行方法
(1)プロジェクトの設定画面
該当するワークスペースでプロジェクトを選択し、画面上部のプロジェクト名をクリックしてプロジェクトの設定画面へ行ってください。
(2)「ステータスを戻す」をクリック
画面右上の「ステータスを戻す」ボタンをクリックしてください。なお、ボタンがグレーの状態でも、操作が有効な場合はクリックすることができます。
(3)戻し先のステータスを選択
画面上部の「戻したいステータスを選択」に選択できるステータスが表示されるので、戻したい先のステータスを選択してください。
【補足】
- その時点のステータスによって、選択できる戻し先のステータスは変わります。(選択できる項目が表示されます)
- ステータスごとの選択できる戻し先ステータスは、3ページ後の一覧をご確認ください。
- 戻し先のステータスによっては、インタビュー/レビューセッションで提出された回答などが削除されますので、ご注意ください。(プルダウンの上に!で注意書きができますので、必ずご確認ください)
(4)詳細を設定
スケジュールの再設定
ステータスを戻した場合の、あたらしいスケジュール日時などを設定してください。なお、戻し先のステータスによって、変更できる項目が異なります。
【補足】
画面下部でリマインドメールの配信日時も修正できます。期間を変更する場合、リマインドメールも適切な配信日時に変更してください。
期間変更の通知の設定
画面下部の「期間変更の通知の設定」にて、プロジェクト参加者に期間変更をメールで通知するかどうか、選択してください。
(5)「完了」をクリックする
すべての設定を確認し、画面下部の「完了」をクリックしてください。これでステータスの巻きもどしは完了です。なお、操作内容によって、提出された回答が削除されることがあります。
ステータスの巻きもどしを実行できるタイミング
ステータスを巻きもどす機能は、実行できるタイミングが限られます。具体的には、以下のうちオレンジ箇所のタイミングでのみ、実行することができます。
【補足】
システム上では別の表記の項目は以下の通りです。
①プロジェクト設定中は、システム上は「設定未完了」
②インタビュー開始前は、システム上は「インタビュー未開始」
③インタビュー期間は、システム上は「インタビュー中」
⑥レビュー開始前は、システム上は「レビュー未開始」
⑦レビュー期間は、システム上は「レビュー中」
ステータスの巻きもどしで移動できる先
ステータスを巻きもどす機能は、巻きもどしで移動できる先が限られます。具体的には、以下のうち枠内がグリーン箇所のステータスにのみ、戻ることができます。
【補足】
システム上では別の表記の項目は以下の通りです。
①プロジェクト設定中は、システム上は「設定未完了」
②インタビュー開始前は、システム上は「インタビュー未開始」
③インタビュー期間は、システム上は「インタビュー中」
⑥レビュー開始前は、システム上は「レビュー未開始」
⑦レビュー期間は、システム上は「レビュー中」
ステータスの巻きもどしにより失われる情報
ステータスの巻きもどしを実行すると、その実行タイミングや巻きもどしの移動先によって、インタビュー/レビューセッションで提出された回答や、一度算出された結果スコアが失われることがあります。
実行内容 | 失われる情報 |
「インタビュー未開始」を選択した場合 |
実行前にインタビューセッションで提出された回答が失われます |
「インタビュー中」を選択した場合 |
シャッフリング(各参加者への評価対象回答の割り当て)の実行結果が失われます ※実行前に提出された回答は保持されます |
「シャッフリング待ち」を選択した場合 | シャッフリング(各参加者への評価対象回答の割り当て)の実行結果が失われます ※実行前に提出された回答は保持されます |
「レビュー未開始」を選択した場合 | 実行前にレビューセッションで提出された評価が失われます |
「レビュー中」を選択した場合 | スコアリングの実行結果が失われます ※実行前に提出された評価は保持されます |
「スコアリング待ち」を選択した場合 | スコアリングの実行結果が失われます |
【補足】
- 一度失われた情報は、VISITS Technologies社でも復元や抽出することはできませんので、ご注意ください
- 操作によって何らかの情報が失われる場合、「戻し先のステータスを選択する」の説明で記載している「!の注意書き」が表示されますので、必ず注意書きをご確認の上、操作を実行してください。
参加者へ配信される案内メールの概要
ステータスの巻きもどしを実行する際に、「期間変更の通知の設定」にて「送信する」を選択した場合、プロジェクト参加者に対して以下の通りメールが配信されます。
実行内容 | 配信されるメールの概要 |
「インタビュー未開始」を選択した場合 |
インタビューセッション再開催のお知らせが配信されます |
「インタビュー中」を選択した場合 |
インタビューセッション期間延長のお知らせが配信されます |
「シャッフリング待ち」を選択した場合 | レビューセッション再開催のお知らせが配信されます ※レビュー開始前に操作を実行した場合、再開催のお知らせは配信されません |
「レビュー未開始」を選択した場合 |
レビューセッション再開催のお知らせが配信されます |
「レビュー中」を選択した場合 |
レビューセッション期間延長のお知らせが配信されます |
「スコアリング待ち」を選択した場合 | メールの配信はありません |
【補足】
- 操作内容によっては上記のうち複数のメールが配信されます(例:スコアリング完了からインタビュー未開始まで戻った場合、インタビューセッション再開催のお知らせと、レビューセッション再開催のお知らせの、2つのメールが配信されます)